PCトラブル事例集
このコーナーは、自作PCのトラブルに関する事例集を掲載しています。順次内容を拡大 していく予定です。
■組み立てたけれども、電源が入らない■
自作PCで意外と多いのが「組上がっても電源が入らない」ということでしょう。自分の好きなパーツで自分だけのPCを作る醍醐味がある反面、こうしたトラブルに悩んだ方もいらっしゃることでしょう。自作PCの場合、すべてを新しいパーツで「新規に組み立てる」場合と、「手元にあるパーツを使って組み替える」場合があります。前者の場合、「せっかく買ったパーツに不具合?」、後者の場合「今まで正常に動いていたのに?」と思いがちです。まずは焦らず落ち着いて、下記にあるいくつかのポイントをチェックしてみましょう。 まず、確認することは、「すべての接続が正しく行われているか?」と言うことです。
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■電源ケーブルは正しく刺さっているか(マザーボードに供給する電源、及び各ストレージデバイス) →ATX12V
4Pinコネクタなど、きちんと接続が出来ているかを確認しましょう
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■拡張カード類は正しく刺さっているか
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■電源切替スイッチが115Vになっているか。また、電源のメインスイッチがON(−側)になっているか
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■グラフィックカードの補助電源は刺さっているか →補助電源が必要なカードの場合、補助電源が刺さっていない場合、警告音を発してディスプレイに何も表示しない場合があります。
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■たこ足配線になっていないか
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意外に落とし穴なのが、たこ足配線です。過去の実例ですが、たこ足配線から電源を確保していたときに、システムが頻繁に再起動を繰り返し、とても不安定な状態が続いていましたが、直接コンセントから電源を確保すると、とたんに安定したという経験があります。特に、現在の電源は大容量化していますので、こうした細かな点にも注意しましょう。また、電源ケーブルの逆差しなどにも注意しましょう。(通常、逆向きでは入らないようになってはいますが) この他、お使いの電源がマザーボードに対応しているかと言う点も考えられます。特に、ATX電源のバージョンが古い場合、新しく対応している電源が必要となりますのでご注意下さい。 各パーツの動作確認は、システムを最小構成にしてから確認を行い、順次デバイスを接続していくという方法が最も適していると言えるでしょう。可能であれば、マザーボードをケースに組み込まずに、マザーボードにCPUとメモリ、そしてオンボードVGAがないマザーボードではビデオカードを接続し、電源ユニットを取り付けた状態で動作の確認を行いましょう。そして、この状態で正常にBIOSが起動した後に、一つずつデバイスを接続するという方法を推奨します。確かに手間が増えて時間も掛かりますが、トラブルを発見するには最も確実な方法ですし、例えばマザーボードに不具合があった場合、ケースから取り外すとなると一苦労です。 こうした「むき出し状態」で動作を確認する場合、必ずマザーボードは箱や雑誌の上に載せて行いましょう。 さて、こうした事柄すべてが正しく行われている場合でも電源が入らないとなると、いくつかの状況に切り分けられます。下記には一般的な事例を紹介しています。
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■電源が入っても1秒ほどで電源が落ちてしまう。またはファンが一瞬回るが電源が落ちてしまう■
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この場合、電源ユニットが、「保護モード」に入っている可能性があります。こうした現象は、どこかがショートしている可能性が高いので、取り付けた部品を一度外して再度組んでみましょう。最も可能性が高いのは、ケースとマザーボードの一部が接触している事です。ケースに取り付けるスペーサーの部分、また不用意にネジがケース内に落ちていないかを確認しましょう。そしてこの場合には、再度マザーボードを外し、改めて取り付けてみましょう。
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マザーボードをケースに固定する際にスペーサーをケース側に固定し、そのスペーサー上にマザーボードを取り付けます。このスペーサー部分とマザーボードがショートしている場合が多くありますので、この点を確認しましょう。
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■電源を入れるとファンが回転しない。Beep音が鳴らない。ディスプレイに何も表示されない■
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こうした場合、可能性として考えられるのは、電源ユニット、もしくはマザーボードの不具合(故障)である可能性があります。また、マザーボードのCMOSクリアを実行することで改善される場合もあります。CMOSクリアを実行する場合、必ず「電源ケーブルを抜いた状態」で行ってください。詳細に関してはマザーボードのマニュアルを参照しましょう。
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この他に、CPUの取付が正しく行われていない場合やCPUの不具合でも、こうした現象が発生します。
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■電源を入れるとファンが回転し、Beep音が鳴り、ディスプレイに何も表示されない■
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こうした場合、BIOS側で何らかのエラーを検知しています。マザーボードのマニュアルにBeep音によってどの箇所が不具合を起こしているのか掲載されてる場合がありますので、それを確認しましょう。
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現在では、マザーボード上にBeep用スピーカーを搭載している場合がほとんどですが、稀にBeep用スピーカーが搭載されていない製品もあります。その場合には別途購入が必要です。こうした症例は、メモリ関連の不具合やグラフィックカードの不具合でも発生する場合もあります。
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■電源を入れるとファンが回転し、Bee音が鳴り、ディスプレイにエラーメッセージが表示される■
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こうした場合、BIOS側で何らかのエラーを検知しています。マザーボードのマニュアルにBeep音によってどの箇所が不具合を起こしているのか掲載されてる場合がありますので、それを確認しましょう。
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こうした症例は、BIOSがCPUをサポートしていない場合などに発生します。
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■電源を入れると正常に動作しているが、数秒後に電源が落ちてしまう。または再起動を繰り返す■
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こうした場合、まずCPUが熱暴走をしている可能性がありCPUの保護回路が働いている場合があります。この場合CPUクーラーの取付を確認しましょう。また、電源に不要なノイズが載っている場合もあります。電源のケーブルをねじってみたりする事で解消される場合もありますが、その方法でも症状に変化がない場合には、電源の不具合である可能性があります。
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この他、電源容量が不足している場合などが挙げられます。PCは、起動時に多くの電源を必要とします。(HDD等の起動など)また、負荷が掛かると電源が落ちてしまう場合などにも、電源容量の不足が考えられる場合もあります。下記サイトでは、必要な構成に応じてどのくらいの電源が必要かを電卓のように計算するサイトです。一つの目安として利用するには最適です(但し、表示されるワット数はあくまでも一つの目安です) eXtreme
Power Supply Calculator PCは、当然ながら各パーツの取付がしっかりしていないと正常に起動しません。メモリーはきちんと奥まで刺さっているか、グラフィックカードはきちんと刺さっているか等々、細かな点ですがこうした点もしっかりと確認しましょう。また、些細な点かもしれませんが、ケースのスイッチ類のケーブルとマザーボードの接続の確認も意外と重要です。 こうした方法で確認を行い、なおも起動しないという場合には、パーツの故障か相性問題が発生している可能性があります。パーツの組み替えであれば、今まで使っていたパーツと交換を行い、どのパーツが不具合を起こしているのかを確認しましょう。例えば、CPUを交換して起動しなくなったという場合では、今まで使っていたCPUで起動するかの確認を行い、起動するのであれば、CPUの不具合か、マザーボードがCPUに対応していないなどの可能性があります。こうした交換パーツがない場合には、購入した販売店のサポートセンターへ対応を依頼するしかありません。しかし、この場合「ここまでしたけれども」と言うことをサポートスタッフの方に伝えると、処理がスムーズに進みます。
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